アップが遅くなりましたが、前回の「コナラの大枝おろし」と同じ現場です。
写真右側のアカマツは、すでに梢から二玉トッピングカットしてあります。
左側のコナラの大枝をカットするのですが、真下には下せません。そこで、右のアカマツにリギングポイントを取ることで、コナラの大枝を右側に移動して下すことにしました。
この技術を「ロードトランスファー」と言います。
曇天無風で特伐日和でしたが、写真は暗くて分かりづらくなってしまいました。
上の写真と見比べると、大枝が二か所でリギングされていることが解ると思います。
この後、コナラ側のリギングロープを緩めて、アカマツ側のスペースに下して行きます。
最後にアカマツをトッピングカットして、今回も無事終了です。
以前はクライマーが一人でしたので、このような場合、リギングポイントにブロックを設置したら、一度降りてこなければなりませんでしたが、樹上で待機していられるので時間も体力も節約できます。
今後は、社内研修なども企画して、一層のスキルアップを図っていきたいと思います。
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