特伐はなぜか続く。


 なぜか特伐は、続けてご依頼いただくことが多いように思います。

 今回は、写真のようなヒマラヤスギ3本で、家が近く引込線もありクレーンが使えませんので、クライミングスパーで登高し、アーボリストブロック(専用の滑車)を介したロープで、カットした幹を降ろしていきます。

(バットヒッチングやブロッキング、トッピングなどと言います。) 


 一本目は私がクライマーで、引込線近くの木を伐ることにしました。

 それにしても枝の多いこと、樹高は低かったのですが、登るのに時間がかかってしまいました。


 二本目は能勢君、初挑戦です。

 ギャラリー(施主さん)も見守っています。

 ブロックやロープのセットに時間がかかりましたが、チェックしながら慎重に作業する姿に、かつての自分を思い出しました。

 ちなみに、私がロワーリングするの研修以来です。能勢君には内緒・・・


 三本目も能勢君に託しました。

 続けてやったほうが覚えますからね。


 地上で何度も結んだノットが、樹上では解らなくなることがよくあります。能勢君も何度か結び直していました。

 「なんか変だな」そんな時こそ落ち着いて、タイ(結ぶ)ドレス(整える)チェック(確認)。


 今回も無事終了!

 いや、まだ片付けが残っていました。

 とりあえず、無事伐採終了!!