御覧のように、チャップスが切れたり古くなったりで、新調することになりました。
正確には切れたのではなく、切ってしまったのですが・・・
一度目は、伐倒木の木口でキックバックしてすねを(以前ブログにも書きました)、そして今度は枝払いの枝にはじかれて大腿部を切ったのですが、いずれも裏地まで届かず、足は無傷です。
10年前私が独立した当時、プロテクティブパンツやチャップスを、着用している人はいませんでした。(私の周りには)
その頃(2004年)アントンセン(伐木選手権チャンピオン)の講習を受け、初めて日本の林業が遅れていることを知り、愕然としたことを思い出します。
アントンセンが母国の同業者に、日本でプロテクティブパンツが義務化されていないことを話しても、信じてもらえなかったそうです。
いまだに、チェンソーパンツやチャップスが義務化されていません。
前回WesSpurで購入したときは、1$70円台でしたが今や120円台、どうしたものかと考えていたところ、いつもお世話になっている山梨スチールで、格安のチャップスを見つけました。
和光商事のチェンソーチャップスです。
第一印象は薄くて軽い、「これで本当に大丈夫?」
UL規格クラス1適合とあるし、確認していませんが、試験動画がQRーコード読み取りで見られるようですので信用しましょう。
(試してみるわけにもいきませんから)
装着時はこんな感じ。
目にも鮮やかな蛍光色オレンジ、暗い林内でも相当目立ちます。
ふくらはぎ部分のバックルが一つなのと、バックルのベルトが緩みやすいのが気になりますが、ここ数日の使用ではチャップスがずれるような事はありませんでした。特伐ではどうなのでしょうか?
チャップスやプロテクティブパンツを、着用していない人も多いと思いますが、絶対に着用したほうがいいです。怪我なんて自慢になりませんし、流通量が多くなれば価格ももっと安くなるかもしれません。
消耗品と考えると、3万~4万円のパンツには手が出ませんが、税込8千円台なら買いでしょ?
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