ゴルフ場の支障木伐採。

 

 当社では、クライミングを伴う伐採を「特伐」、伴わない伐採を「支障木伐採」と呼び分けています。

 今回はゴルフ場の支障木伐採です。

 写真のような白樺と、

 

 写真中央奥の、傾いてほかの樹に掛かっているカラマツの2本です。

 白樺は根元に心材腐朽が見られますし、カラマツは根が浮き、地面が盛り上がっています。

 

 フェンスの反対側(傾きの反対側)にけん引するのがセオリーですが、コース上には、チルホールのアンカーになる木がありません。

 方法は省略しますが、今回も無事予定通りの伐倒ができました。

 

 現場ごとに条件が違うので、いろいろな知識と経験が必要ですが、制約が多いほど経験値が上がります。

 

 

 

 白樺は根元の腐朽がひどかったので、少し上のほうで伐採してから、根元部分を伐り戻しました。
 想像通りだいぶ心材の腐朽が進んでいました。

 

 伐採は危険な作業です。安易に考えず腕のいいプロ(私を含め?)に依頼してください。