今回はこんな状況の特伐です。
写真ではわかりづらいですが三又の赤松で、木の下はフェンスとお墓!
伐った木はフェンスの向こう(左側)に集積です。
一本目を伐り終わりました。
問題はお墓側に傾いている枝(幹?)の伐採です。
隣の枝にアンカーを取りリギングしたのですが、人手が足りないので写真撮影はなしです…
リギング用のアンカーを取っていた枝(幹?)を伐って、いよいよ本当の幹なのですが、フリクションセイバープルージックが、松ヤニで固着して動きません。
樹上では、ちょっとした不具合もストレスです。
あと少しで地上です。
「人間は土から離れては生きて行けない。」ってラピュタで言ってませんでしたっけ?
意味違うけど・・・
やっぱ降りてくるとホッとします。
フリクションセイバーとフリクションセイバープルージックを、中性洗剤の入ったお湯でつけ置き洗いしました。
まだ黒いところがありますが、スムーズに動くようになりました。
「松やにはほんとヤーニ!」
お後がよろしいようで…
コメントをお書きください
よし (木曜日, 17 1月 2013 08:30)
初めまして。よしと申します。
自分の地域ではヤニが出る樹木は少ないので今まで被害にあった事はありませんでしたが、いざヤニがついてしまったらどう落とそうかと心配でした。
中性洗剤でお湯の漬けおき洗いで落ちるですね!
ヤニがついてしまったら試してみたいと思います。
forest-fellows (木曜日, 17 1月 2013 21:24)
よしさんコメントありがとうございます。
今のところアカマツ以外の樹種では、ヤニによる固着被害は起きていません。
私はフリクションセーバーでDdRTのバックアップシステムを作っていますが、クライミングラインにバタフライノットを作って幹をチョークするSRTシステムでバックアップを取っている方もいます。これだとフリクションセーバープルージックの固着問題は回避できますが、やっかいなのは手袋についたヤニですね、その手袋でフリクションコード操作してると、たちまち固着して下降できなくなってしまうので、手袋とフリクションコードの予備はいつも携行しています。
SRTシステムについては、ロープの回収方法を聞き忘れてしまったのでまだ試していません。
よし (金曜日, 18 1月 2013 08:11)
早速の返信ありがとうございました。
うちの周囲では自然の赤松は全くないのでとりあえず大丈夫そうですね。
手袋とフリクシヨンコードの予備までは考えが及びませんでした。もしヤニの出る木に遭遇したら、覚えておきます。
SRTのバックアップについての回収方法は、ランエングエンドを長く地上まで垂らしておけば回収できると思ってましたが、試したことがないので確かな事は言えません。
これからも度々ブログ訪問させて頂きますね。
今回はありがとうございました。
forest-fellows (金曜日, 18 1月 2013 18:26)
よしさん、たびたびありがとうございます。
SRTバックアップの回収はやっぱりそんな感じですよね。
登るときの枝打ち丁寧にやらないと引っかかりそうですね、それとアカマツは樹皮が滑らかなのでいいですが、カラマツなんかは結構てこずりそうな気がします。
ブロックの上にランヤードとフリクションセーバーをセットするとかさばってしまうのが難点ですが、しばらくはフリクションセーバーでバックアップしていこうと思っています。
今後ともよろしくお願いします。